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第72回九都県市首脳会議の結果概要について 発表資料 平成29年11月分 | 相模原市

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第72回九都県市首脳会議の結果概要について

首都圏 首脳 一堂に会し 広域的課題に積極的に取 組むこ を目的 した九都 県市首脳会議 本日 相模原市内 開催さ ました

会議 各都県市 首脳 提案等につい 意見交換し 検討会 設置 ほ 国 へ要望す こ 等を決定しました 内容につい 別添 す

出席者 埼 玉 県 知 事 上 田 清 司 千 葉 県 知 事 森 田 健 作 東 京 都 知 事 小 池 百 合 子 神 奈 川 県 知 事 黒 岩 祐 治 横 浜 市 長 林 文 子 川 崎 市 長 福 田 紀 彦 千 葉 市 長 熊 谷 俊 人 さ い た ま 市 長 清 水 勇 人

相 模 原 市 長 加 山 俊 夫 九都県市首脳会議座長

成 月 日

相 模 原 市 発 表 資 料

問合せ先 広域行政課

電話 - -

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第 7 2 回 九 都 県 市 首 脳 会 議 の 結 果 概 要

平 成 2 9 1 1 1 3 日

1 報告事項

(1)首都圏問題について

首都圏の再生等に向けて、国の大都市圏制度等に関する動向を注視するとともに、 業務核都市の育成整備等に関する要望書の国への提出などを行った。引き続き、首 都圏の再生等に向け、情報収集に努めるなど、共同の取組を進めることとした。

(2)廃棄物問題について

食品廃棄物の削減を図るため、食べきりの普及を行うとともに、家庭や飲食 店での食品ロスを減らすための普及啓発を行ったほか、消費者の容器包装発生 抑制に対する意識向上を図るため、協力事業者と連携したPRキャンペーン等 普及啓発を行った。

建設汚泥の適正処理に向けて検討を行ったほか、適正処理促進情報提供事業 としてウェブサイトのデータ更新をした。また、電子マニフェストの普及啓発 を図った。

各種リサイクル法、廃棄物処理法等に関する問題点について課題を整理し、 国への要望事項を検討した。今後は、検討した事項について、国に対して制度 改正等の要望を行う。

(3)環境問題について

地球温暖化対策については、引き続き、省エネ・節電行動の呼びかけ、再生 可能エネルギー導入促進や水素社会の実現に向けた普及啓発活動、ヒートアイ ランド対策全般に係る取組を行うこととした。

環境分野における国際協力については、引き続き、JICA等の関係機関と 連携して取組を進めていくこととした。

大気中の窒素酸化物及び浮遊粒子状物質削減対策については、引き続き、デ ィーゼル車規制及び低公害車指定制度を運用するとともに、エコドライブの普 及に向けた啓発など効果的な取組を検討、実施することとした。また、ガソリ ンベーパー対策については、給油所側の自主的取組を後押しする方策に関する 国の検討状況も考慮しつつ、啓発活動を行うこととした。

(3)

東京湾の水質改善については、東京湾環境一斉調査の継続・発展により、東 京湾再生への関心を醸成するとともに、調査結果を基に富栄養化対策の検討を 進めることとした。また、東京湾底質調査の取りまとめ及び公表を行うととも に、底質改善対策の効果の検証等への活用を図ることとした。

緑の保全、創出施策については、各都県市の事業改善や新規実施につなげて いくために、引き続き、各都県市での緑の保全・創出について調査・情報交換 を行うこととした。また、都市の動向を踏まえ、緑地の保全・創出の推進のた めに、引き続き、財政支援策等について国に対する要望を行うこととした。

(4)防災・危機管理対策について

首都圏における「地震防災対策」及び「国民保護の推進」について、国への 提案活動を行った。

引き続き、防災・危機管理対策に関する制度の検証や対策の検討を行い、課 題について国に対して提案活動を行うとともに、各担当者会議を通じて各都県 市で抱える課題等を整理し、取組を進める。

東日本大震災等の教訓や課題と、これまで実施した合同防災訓練の成果等を踏 まえ、かつ地域の特性を鑑み、「第 38 回九都県市合同防災訓練」を実施した。

今後は、平成 30 年に川崎市を事務局として「第 39 回九都県市合同防災訓練」 を実施する。また、平成 30 年1月 11 日に第 9 回九都県市合同防災訓練・図上 訓練を実施する。

引き続き、新型インフルエンザ等感染症対策に係る各都県市の取組内容につ いて情報共有を行うとともに、新型インフルエンザ等対策に必要な事項等をテ ーマに研修会を実施する。

(5)首脳会議で提案された諸問題について

若年層における交際相手からの暴力(デートDV)の未然防止対策への取組について デートDV未然防止対策に向けた各自治体の取組や先進事例の共有を行い、 九都県市共同のキャッチフレーズを作成し、効果的な啓発に取り組むこととな った。

今後は、九都県市が共同キャッチフレーズを使用し、「女性に対する暴力を なくす運動」期間(11 月 12 日∼25 日)から平成 30 年 3 月 31 日までを重点実 施期間として、様々な媒体・催事で啓発活動を行う。

「働き方改革」の実現に向けた取組について

多様で柔軟な働き方が可能となる「働き方改革」の実現に向けて、九都県市 の取組状況調査、民間企業・他都市事例調査、有識者からの意見聴取などを踏 まえ、働き方改革に関する制度の研究や様々な取組の検討を行った。

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3

「働き方改革」の実現に向けて、検討会における議論を踏まえ、国に要望す るとともに、引き続き、九都県市で情報共有や意見交換を行い、広域的な連携 を図っていく。

妊娠・出産・不妊に関する知識の普及啓発について

妊娠・出産・不妊に関する正しい知識の効果的な普及啓発について意見交換 を行い、九都県市で共通して使用できる動画、ポスターを作成し、普及啓発を 実施した。また、不妊治療の医療保険適用化について国への要望を実施した。

今後は、作成した動画、ポスターを用いた普及啓発を進めるとともに、必要 に応じて情報交換や意見交換を行い、引き続き、連携を図っていくこととした。

ダイバーシティの推進に向けた、LGBTへの配慮について

LGBTへの配慮に関する各都県市の取組について、情報共有及び意見交換 を行うとともに、LGBT対応マニュアルの研究、九都県市共通メッセージの 作成・活用及び合同で実施する啓発方法等の検討を進めた。

今後は、九都県市共通メッセージの活用等を実施し、併せて、検討会における 議論を踏まえ、必要に応じてLGBTへの配慮に関する情報交換を行っていく。

アクアライン通行料金引き下げを含む首都圏の高速道路について

首都圏の高速道路料金については、三環状の整備の進展を踏まえ、平成 28 4 月から対距離制を基本とした利用重視の料金体系へ移行されたところである。 本研究会では、これまで首都圏の高速道路の料金施策等に関して、国等の動 向を注視しつつ、情報共有・意見交換を行ってきた。

今後も、引き続き、新たな高速道路料金導入後の動向に注視しつつ、首都圏 の高速道路網の利用状況の把握に努め、適宜情報共有を図っていく。

風しん撲滅に向けた九都県市共同での取組について

九都県市としての広域的な共同の取組の実施内容やその適切な実施時期等に ついて、具体的な検討を行う。

2020年東京オリンピック・パラリンピック競技大会に向けた取組について パラリンピックの普及・啓発について、各都県市で実施する事業等の情報を 共有するとともに、イベントカレンダーを作成し、九都県市首脳会議ホームペ ージ等を活用して周知を図った。

引き続き、パラリンピックの普及・啓発に係る取組を進めるとともに、九都 県市が連携した新たな取組を進めることとした。

ヒートアイランド対策について

国と連携してセミナーを実施するなど東京 2020 オリンピック・パラリンピ ック競技大会に向けて、引き続き、ヒートアイランド対策全般に係る取組を検

(5)

討・実施していくこととした。

震災時における緊急輸送道路の機能確保に向けた沿道建築物の耐震化促進について 緊急輸送道路沿道建築物の耐震化に向けた連携方策を検討し実施するための 協議会の設置に向けて、各自治体の取組状況について情報交換を行うとともに、 協議会の進め方などについて意見交換を行った。

今後、九都県市が一体となって取り組むべき連携方策について意見交換を行 うとともに、協議会の設置に向けて具体的に検討していく。

九都県市共通のマークの導入による障害者支援の促進について

各都県市の障害者差別解消に係る取組状況について、情報共有を行うととも に、障害者への合理的配慮の例について検討を行った。今後は、全国組織の障 害者団体に対し合理的配慮を示すマークに関するヒアリングを実施した後、仮 マークによるモデル実施の検討を進める。

屋外広告物の安全管理の強化に係る取組について

屋外広告物の落下等の事故を未然に防ぐため、屋外広告物の安全管理の強化 方策について検討し、所有者等に対し、安全管理義務に係る周知・啓発活動を 行うこととした。

引き続き、屋外広告物の安全管理の強化方策について検討を進めるとともに、 所有者等に対し、安全管理義務に係る周知・啓発活動を行う。

共生社会の実現に向けた取組の推進について

共生社会の実現に向けた取組の推進に向けて、各都県市の取組について情報 共有を図りながら検討を進めた。今後は、12 月の「障害者週間」に向けて各都 県市の取組を一覧にまとめ、九都県市共通の広報として発信するとともに、引 き続き、九都県市で連携した取組について検討・実施していく。

大規模地震における車中泊による避難者への対応について

大規模地震における車中泊による避難者への対応について検討を進めるため、 各都県市の基礎情報等を整理するとともに、車中泊避難の課題等について情報 交換・意見交換を行った。

引き続き、各都県市の現状、課題や国の検討状況等を踏まえ、今後の車中泊 避難者への対応のあり方等について検討を進める。

踏切の安全対策等の推進について

踏切の安全対策等の推進について検討を進めるため、各都県市における踏切 安全啓発活動等の取組について、情報共有・意見交換を行い、九都県市が連携 して踏切安全啓発活動を実施するとともに、鉄道事業者へ踏切の安全対策等の 申入れを実施することとした。

(6)

5

(6)「九都県市のきらりと光る産業技術」について

別紙1のとおり、本日、第 72 回九都県市首脳会議に先立ち、首都圏の優れた企 業及びその産業技術を首都圏共通の財産として紹介し、表彰した。

2 協議に係る合意事項

(1)地方分権改革の推進に向けた取組について

今後の地方分権改革が、個性豊かで活力に満ちた地域社会を実現するという基本 理念を貫徹し、真の分権型社会の実現に向けて確実に推進されるよう、九都県市と しての意見を取りまとめ、別紙2のとおり、国に対して要求を行うこととした。

3 意見交換に係る合意事項

(1)首都圏における更なる道路ネットワークの強化について

首都圏の 更なる 発展の ためには 道路ネ ットワ ークの強 化が不 可欠な ことから、 圏央道及び 外環道の 早 期全線開通 、圏央道 の 暫定2車線 区間の早 期 4車線化、体 系的な道路 ネットワ ー クを構築す る規格の 高 い道路の整 備、道路 予 算全体の増額 及び道路財 特法に基 づ く補助率等 のかさ上 げ 措置の期限 延長につ い て、九都県市 として意見をとりまとめ、 別紙3 のとおり、国に対して要望を行うこととした。

(2)乳児用液体ミルクに関する規定整備について

乳児用液 体ミル クの活 用に向け た法整 備の早 期実現を 図る必 要があ るため、国 内で乳児用 液体ミル ク の製造や販 売ができ る ように、法 令上の定 義 、規格基準及 び表示許可基準 の整備 を速やかに行う よう、 九都県市として の意見 を取りまとめ、 別紙4 のとおり、国に対して要望を行うこととした。

(3)企業の働き方改革に向けた支援策について

少子高齢化による労働力人口の減少や、健康寿命の延伸による「人生100歳時代」 を見据え、 企業が「 働 き方改革」 を実現で き るよう、長 時間労働 の 是正や、非正 規労働者の 待遇改善 、 賃金引上げ 、正社員 化 に向けた支 援策につ い て、九都県市 としての意見をとりまとめ、 別紙5 のとおり、国に対して要望を行うこととした。

(4)駅ホームからの転落防止に向けた鉄道事業者への支援について

鉄道事業者によるホームドアの整備を支援するに当たり、自治体の財源確保が課 題となっている。また、視覚障害者への声かけや見守りなどのソフト対策を浸透さ せるには、自治体が鉄道事業者と連携して広く啓発を行うことが重要である。

そこで、 鉄道事 業者を 支援し、 ハード 、ソフ ト両面か らの対 策を促 進する方策 について、首都圏連合協議会において検討することとした。

(5)学校における働き方改革について

学校の働 き方改 革をよ り一層加 速させ 、教職 員の長時 間勤務 の解消 と魅力的で 持続可能な 学校の勤 務 環境を実現 していく た めに、九都 県市とし て の意見を取り

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まとめ、 別紙6 のとおり、国に対して要望を行うこととした。

(6)鉄道の混雑緩和、快適化に向けた取組について

鉄道利用 による 人の移 動は、首 都圏の 複数の 自治体に またが るもの であり、鉄 道の混雑緩 和に向け た 取組は、首 都圏の各 自 治体、鉄道 事業者、 民 間企業等が連 携して取り 組む必要 が ある広域的 な共通課 題 であること から、鉄 道 の混雑緩和に 向けたソフト面 の対策 について、首都 圏連合 協議会において 検討す ることとした。

(7)共同生活援助の報酬の引き上げについて

共同生活 援助の 報酬は 、共同生 活援助 事業所 が重度障 害者等 に対応 するために 必要な職員 を雇用す る には、十分 な報酬設 定 とは言い難 い。共同 生 活援助事業所 が安定して 事業を継 続 し、また障 害者が安 心 して地域で 生活する た めの場を確保 するため、 九都県市 と しての意見 をとりま と め、共同生 活援助の 報 酬の引き上げ について、 別紙7 のとおり、国に対して要望を行うこととした。

(8)リースの有効活用の推進について

公共施設 の整備 、維持 管理等に 際し、 リース を導入す ること により 、初期費用 の軽減や財 政負担の 平 準化等を図 ることが で きるが、国 庫補助金 等 の対象とされ ていないた め、積極 的 な活用に至 っていな い 。このこと から、整 備 手法の一つと してリースの積極的な選択が可能となるよう、財政支援について、 別紙8 のとお り、国に対して要望を行うこととした。

4 その他

(1)花粉発生源対策の推進について

神奈川県か ら、花粉 発 生源対策を 更に前進 さ せていくた め、平成 30年度以降も 九都県市で継続して取り組んでいくことについて、働きかけがあった。

(2)海外に東京の魅力をPRするアイコンとキャッチフレーズについて

東京都か ら、東 京の魅 力を効果 的に海 外へ発 信するた めの新 たなア イコンとキ ャッチフレーズ「Tokyo Tokyo Ol d meet s New」についての紹介があった。

5 次回は、平成 30 年春、さいたま市主催で開催する。

(8)

製品・技術の名称 企 業 

製品・技術の概要

対応真空多目的浸炭炉

株式会社日本テク

E .S .スプルーブッシュ

ロイアルエンジニアリング株式会社 世界を言語バリアフーにする多言語 化ソーション「QR T ranslator」

株式会社P IJ IN

ケーブルテレビの映像・音声信号を オールインワンで監視する小型装置

ハル通信株式会社

高速動作画像合成方式のワイドダイ ナミレンジ・ハイビジョンカメ ジュール

株式会社おいぬビジョ

環境に配慮した高品質かつ安定的な 再生生コンクートエコロジコン」

株式会社高昭産業

日本空き家サポート

∼安心と信頼の空き家管理の全国 ネッワーク

株式会社L&F

超細径内視鏡

株式会社住田光学ガラ

光の技術を応用した自動欠陥検査測 定装置

レボッス株式会社

全国の不動産関連企業(空き家サポーター)提携した、空き家所 有者向けの空き家管理サービス。自社で開発した独自のクウド 空き家管理システム「を用いるこで、契約者において は、所有する空き家に関するレポートの閲覧や契約の変更・解約手 続き等、空き家サポーターにおいては、レポートの作成から顧客管 理までの一連の業務をWE B上で簡単に行うができ、社会問題の 解決等に貢献します。

自社のコア技術を結集した、挿入部がφ 1㎜以下の内視鏡。部品と て使用しているイージフバー〔は、φ 0.35㎜という極め て細い外径でありながら1万画素を有し対物レンズも自社で光学設 計から行った非球面レンズを搭載しています。そのため、超細径か つ高画質な内視鏡であり視認治療=安全性の向上】や【低侵襲 治療=QOL の向上】が期待できます。

光学要素技術(発光−光伝送−受光)ロニクス、画像処理を 統合した技術により画期的な自動検査装置を開発。顕微鏡部と ルチ光源コントロール部の連動により10マイロメートル以下の微 細な欠陥も検出と測定(高さ深さ大きさが同時に可能。検査対 象素材は、金属から高機能セラ半導体にも及び、素材のハイ テク化・多様化により高精細欠陥の検出技術の重要性が高まる中、 新素材の量産化に貢献しています。

ケーブルテレビ事業者用の、停波等の放送事故監視用装置。放送 中の地デジ、F Mなど200チャンネルを超える信号を1台で 監視可能で、障害時の原因の切り分け、予備機への自動切替、 子番組表による放送休止検出機能など、従来にない監視システム を開発・実用化しました。全国世帯普及率が50%を超え、情報インフ ての重要性が増すケーブルテレビ放送システムの強靭化や信 頼性向上に貢献します。

明るい被写体と暗い被写体が共存する時にも両者を鮮明に撮影 するこができるカモジュールです。センサーを高速動作させ、 異なる露出レベルで連続撮影した画像を、画像処理により合成する で、高画質で最適な画像を得るこができます。鉄道の前方監 視など輝度変化の大きい特殊な監視分野や放送分野などで、高く 評価されています。

建設現場で使用されなかった「戻り生コン」から回収した原材料を用 い、高品質に再生した生コンクートです。建築現場においては、 利用されなかった生コンは再利用できず産業廃棄物となる、②通常 の再生生コンは建築廃材等が混入しやすく品質が安定しない、 問題がありましたが、エコロジコン」はこれらを解決し産業廃棄 物の削減と品質の安定化・低価格化を実現しました。今後も増加が 見込まれる建設需要へ対応し環境負荷の軽減と建設現場のコスト 削減に貢献します。

公共交通機関や観光地の案内看板、商品パッケージ等に貼り付け たQR T コード自社で開発した独自の二次元コードをスマート で読み取るだけで、ユーザーに合わせた言語で翻訳文が表示さ るサービスです(39言語対応)

現在は更に用途も広がっており障害者や高齢者に向けたユニ バーサル対応とての利用や、緊急時の災害対応インフサービ スとての利用も進んでいます。

平成29年「九都県市のきらりと光る産業技術」表彰企業一覧

真空容器内で浸炭処理(鋼の表面を硬化させる熱処理のひとつ) 行う技術により高品質化と安全性の両立を実現。浸炭処理のほ か、多目的な表面改質(炭素や窒素を用いた熱処理)にも利用でき ます。また、への対応により遠隔地における制御も可能となっ ています。

プラスチッの射出成形時に樹脂の通り道となるスプルーを保温す るプラスチッ成形用金型部品で、外部エネルギーを一切必要と ないエコロジーな製品です。特許取得の断熱構造により樹脂の流 動性を維持出来るため、材料の削減や冷却時間の短縮が可能と ストダウンや生産性向上に貢献します。

別紙1

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地方分権改革の実現に向けた要求

地域の自主性・自立性を高め、個性豊かで活力に満ちた地域社会を実現する ためには、国と地方の役割分担を明確にし、地方分権改革を確実に推進していく ことが必要であり、あわせて、地方が主体的に行財政運営を行うことができる よう、地方税財政制度を抜本的に見直すことが不可欠である。

地方分権改革については、これまで様々な取組が進められてきたが、権限移譲 や義務付け・枠付けの見直しが十分に行われておらず、国から地方への税源移譲 も三位一体改革以降行われていないなど、道半ばであり、更なる取組が必要で ある。

また、現在、国が進めている「一億総活躍社会の実現」に向けた取組において、 地方創生は「最も緊急度の高い取組の一つ」とされている。こうした中、地方分 権改革の推進は、地域が自らの発想と創意工夫により課題解決を図るための基盤 となるものであり、地方創生において極めて重要なテーマであることから、その 重要性はより一層増している。

そこで、本日、九都県市首脳会議は、政府に対し、真の分権型社会の構築に 向け、地方の意見を確実に踏まえ大胆な改革を断行するよう、以下の事項を強く 要求する。

Ⅰ 真の分権型社会の実現

(1)更なる権限移譲の推進

これまでの地方分権改革に係る一括法等により、国から地方への権限移譲 及び都道府県から基礎自治体への権限移譲が実施されたが、国の出先機関の 見直しは行われておらず、権限移譲もいまだ十分ではない。

ついては、国の出先機関は原則廃止する視点も踏まえ、国と地方の役割分 担の徹底した見直しを行い、国から地方及び都道府県から基礎自治体への大 幅な権限移譲を更に進めること。

また、権限移譲を進めるに当たっては、住民に身近な事務・権限は全て地 方自治体に移譲することを基本とし、事務事業を実施するために必要な税財 源を移譲するとともに、人員移管について地方と協議を行うこと。

なお、以下の事項については、優先的に取り組むこと。

・ハローワークについては、第6次地方分権一括法において、「地方版ハロ ーワーク」や「地方公共団体がハローワークを活用する枠組み」(ハロー ワーク特区における取組を全国に展開)など、新たな雇用対策の仕組みが 創設された。しかし、人的・財政的支援や、国と同等の求人・求職情報の 提供などの点に課題も残されていることから、引き続き地方と協議を重ね、 より実効性ある制度とすること。また、新制度の成果検証を行い、国と地 方の連携や役割分担の在り方等を改めて検討すること。

・直轄道路・直轄河川については、地方が移譲を求める全ての区間を対象と して、適切な移管時期などを関係する地方自治体と十分に協議するととも に、移譲に当たっては確実に財源措置等を講じること。

別紙2

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・中小企業支援に関する事務など、地方が強く移譲を求めている事務・権限 を速やかに移譲すること。

(2)更なる義務付け・枠付け等の見直し

国による関与、義務付け・枠付けについては、地方の意見を十分踏まえ、 早期の廃止を基本とした更なる見直しを徹底して行うこと。また、国は一括 法等により「枠付け」の見直しを行ったとしながら省令で「従うべき基準」 を設定し、実質的に「枠付け」を存続させているが、地方の自由度を高める ために今後「従うべき基準」の設定は行わないこと。また、既に設定された 基準についても撤廃すること。

そのほか、条例による法令の上書き権を認めるなど地方自治体の条例制定 権を拡大すること。

(3)「提案募集方式」に基づく改革の推進

「提案募集方式」については、4回目の募集が行われ、地方から311件 の提案を行ったが、関係府省からの現時点の回答は、前向きな内容のものが ある一方、対応が困難とされたものも多い。

地方分権改革を着実に進める取組として、より一層の成果が得られるよう、 対応方針の閣議決定及び来年度予算の編成に向けて、地方からの提案を最大 限実現する方向で取り組むこと。その際、地方が示す現行制度の具体的な支 障事例等だけではなく、住民に身近な行政はできる限り地方自治体に委ね、 国 と 地 方 の役 割 分 担の あ る べ き姿 を 実 現す る と い う観 点 も 重視 す る こと。 また、検討の結果、提案内容を実現できなかった場合は、提案主体の納得が 得られるよう説明責任を果たすこと。

さらに、過去に「実現できなかった」提案のうち、地方から再提案があっ たものについては、改めてその実現に向けて積極的に検討すること。

これまでの対応方針に掲載された事項については、全ての進捗状況を適宜 確認し、速やかに地方が活用しやすい形で共有するとともに、引き続き検討 す る と さ れた 提 案 につ い て は 、実 現 に 向け た 確 実 なフ ォ ロ ーア ッ プ を行う こと。加えて、第7次地方分権一括法等により措置された事項については、 地方が十分な準備期間を確保でき、条例制定等の必要な対応を支障なく行え るよう、速やかに政省令の整備を行うこと。

また、こうした対応にとどまらず、制度の課題も明らかになってきたこと から、地方がより活用しやすい制度となるよう、地方の意見を踏まえ、提案 対象の拡大など「提案募集方式」の見直しを行うこと。

なお、「提案募集方式」があることを理由に国自らがこれ以上、権限移譲、 義務付け・枠付けの廃止等を検討しないことはあってはならず、更なる地方 分権改革に主体的に取り組むこと。

(4)地方自治法の抜本改正

地 方 自 治 法 を は じ め と す る 現 行 の 地 方 自 治 制 度 は 、 地 方 自 治 体 の 組 織・ 運営の細目に至るまでを規定し、事実上、国が地方行政を統制する仕組みと

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な っ て い るこ と か ら、 地 方 自 治体 の 裁 量権 を 広 範 に保 障 す るた め 、 地方の 意見を十分に踏まえ、早急に地方自治法を抜本改正すること。

(5)「国と地方の協議の場」の実効性ある運営

国と地方は対等・協力の関係にあるとの基本認識のもと、地方の意見を確実 に政策に反映させること。

そのため、分科会も含め、政策の企画・立案の段階から協議事項について 十分に説明するなど、実効性ある協議の場の運営を行うこと。

また、地方側の代表者の数を増やすとともに、指定都市の代表者を正式な 議員として位置付けるよう法改正を行うこと。

Ⅱ 真の分権型社会にふさわしい地方税財政制度の構築

(1)地方税財源の充実・確保

ア 税源移譲の確実な実現のための抜本的改革

現状では地方と国の歳出比率が6対4であるのに対し、税源配分は4対6 であり、事務に見合う税源が地方に配分されていない。地方が担う事務と 権限に見合った地方税源の充実強化を図るため、国と地方の税体系を抜本的 に見直し、地方への税源移譲を確実に進めること。

また、地方が真に住民に必要なサービスを自らの責任で自主的、効率的に 提供するため、税源の地域偏在性が小さく、安定的な税収を確保できる地方 税体系を構築すること。

イ 社会保障分野における地方税財源の確保

地 方 自 治 体 は 、 医 療 、 介 護 及 び 子 育 て 施 策 な ど 幅 広 い 社 会 保 障 行 政 に おいて、サービスの運営・給付主体として重要な役割を果たしている。

このことを踏まえ、今後も増加が見込まれる社会保障分野に係る行政需要 に見合った地方税財源を確保すること。

消費税率10%への引上げは再延期することとされたが、社会保障の充実 に伴う地方負担については、地方財政の社会保障財源に影響が生じることの ないよう、必要な財源を確実に措置すること。また、消費税率10%への 引上げと同時に導入される軽減税率制度についても、国の責任で代替財源を 確保すること。

ウ 課税自主権の拡大

地方自治体の財政需要を賄う税財源は、法定税により安定的に確保される ことが基本であるが、地方は必要な財源を自ら調達する等のために、地域の 特性に応じた法定外税を創設することができる。

しかし、法人事業税に関する規定が及ばない法定外税として創設した神奈 川県臨時特例企業税は、平成25年3月の最高裁判決で、法定外税であって も、別段の定めがない限り、法定税に関する規定に抵触してはならないとい う強行規定が及ぶものと判断され、違法・無効となった。

この判決は、地方自治体が独自に創設する法定外税は法定税に関する強行 規定の制約を受け、国税を含む法定税が課税対象を幅広く押さえている現状

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を踏まえると、実質的に法定外税の創設が困難であることを示したもので ある。

現状のままでは、地方自治体の課税自主権の積極的な活用が阻害される ことから、地方自治体が、法定外税を法定税から独立した対等の税目として 創設することを可能とするなど、地方税法をはじめとした関係法令を抜本的 に見直すこと。

エ 地方消費税の清算基準の適正化

地方消費税の清算基準のあり方については、平成29年度与党税制改正大 綱を踏まえ、国において検討が進められている。清算基準は最終消費地と税 収の最終的な帰属地を一致させるためのものであることを踏まえ、客観的な 指標を用いて基準の精緻化を図るなど、可能な限り経済活動の実態を考慮し たものとすることとし、地方自治体間の財政調整を目的として、制度本来の 趣旨を歪めるような見直しを行わないこと。

オ 車体課税の見直しに伴う地方税による代替財源の確保

自動車取得税については、消費税率10%への引上げ時に廃止することと された。その減収分については、自動車税及び軽自動車税における環境性能 割の導入等により一部が補填されるものの、十分な代替財源が確保されてい ない。

自動車取得税が地方自治体の都市基盤整備等の貴重な安定財源となってき た経緯等を踏まえ、自動車取得税を廃止する際には、地方税による安定的な 代替財源の確保により、減収分の補填措置を行うこと。

また、平成29年度与党税制改正大綱において、平成31年度税制改正ま でに、自動車の保有に係る税負担の軽減に関し、総合的な検討を行い、必要 な措置を講じることとされたが、仮に負担軽減措置を講じる場合には、地方 自治体に減収が生じることのないよう、地方税による安定的な代替財源を確 保すること。

カ 償却資産に対する固定資産税の制度の堅持

平成29年度与党税制改正大綱において、「固定資産税が市町村財政を支 える安定した基幹税であることに鑑み、償却資産に対する固定資産税の制度 は堅持する」とされた一方で、平成28年度税制改正で、3年間の時限措置 として機械・装置を対象に創設された償却資産に係る固定資産税の特例措置 の対象に、平成29年度税制改正において、一定の工具、器具・備品等が 追加された。

償却資産に対する固定資産税は、償却資産の所有者が事業活動を行うに当 たり、行政サービスを享受していることに着目して課税しているものであり、 都及び市町村の重要な基幹税目であることから、国の経済対策などの観点か らの見直しを行うべきではなく、引き続き制度を堅持すること。また、時限 的な特例措置については、今回限りのものとして、対象範囲の拡大等を行う ことなく、その期限の到来をもって確実に終了させること。

キ 地球温暖化対策に必要な地方税財源の確保

地球温暖化対策の一環である森林吸収源対策の地方税財源の確保について は、平成29年度与党税制改正大綱において、「森林環境税(仮称)の創設

(13)

に向けて、地方公共団体の意見も踏まえながら、具体的な仕組み等について 総合的に検討し、平成30年度税制改正において結論を得る。」とされたこ とを踏まえ、国において検討が進められている。森林環境税(仮称)につい ては、その税収の全額を地方自治体に配分すること。その際、受益と負担の バランスに配慮しつつ、都道府県及び市町村の新たな役割分担に応じて配分 するなど、税財源の確保について、地方の意見を十分に踏まえ、適切な措置 を講じること。

また、都市部の住民からも理解を得られるよう丁寧な説明等に努めるとと もに、その税収の使途を拡大するなど、地方が独自に課税している森林環境 税等への影響が生じないよう適切に調整すること。

また、税制抜本改革法第7条第1号ヲでは、森林吸収源対策に加え、「地 方の地球温暖化対策に関する財源確保について検討する。」とされており、 地方自治体が実施している地球温暖化対策は、省エネルギーの推進や再生可 能エネルギーの導入など多岐にわたることから、これらの対策に必要な地方 税財源を確保する制度についても早急に創設すること。

ク ゴルフ場利用税の現行制度の堅持

平成29年度与党税制改正大綱において、「ゴルフ場利用税については、 今後長期的に検討する。」とされた。しかし、ゴルフ場利用税はアクセス道 路の整備・維持管理、地滑り対策等の災害防止対策、廃棄物処理等の行政サ ービスと応益関係にあるだけでなく、その税収の7割がゴルフ場所在市町村 に交付され、地方自治体の貴重な財源となっていることから、現行制度を堅 持すること。

(2)自主財源である地方法人課税の拡充強化 ア 地方法人課税の拡充強化

地域間の税収格差の是正を名目に、平成26年10月に地方法人税が導入 され、消費税率10%への引上げ及び法人事業税の暫定措置の廃止に伴い、 法人住民税法人税割の地方交付税原資化をさらに進めることとされた。地方 法人税は、地方分権に反するとともに、地方自治体同士で財源を奪い合う極 めて不適切な制度であり、到底容認できるものではない。

加えて、同制度は、実質的には地方交付税の総額不足の補填に利用されて おり、国による地方財源の確保という責任を放棄した極めて不当なもので あり、制度運用の面からも将来にわたって地方財政に悪影響を及ぼすもので ある。

本来、税収格差の是正は、税源移譲により地方税を拡充する中で、国の 責任において行うべきであり、法人の行政サービスの受益に応じた負担とい う地方税の原則を踏まえるとともに、産業振興、地域活性化に取り組む地方 自治体の自主的な努力が報われるよう、自主財源である地方法人課税の拡充 強化を図ること。

イ 法人事業税の分割基準の適正化

平成28年度与党税制改正大綱において、法人事業税の分割基準のあり方 について検討を行うこととされ、平成29年度税制改正において、電力シス

(14)

テム改革による事業環境の変化を踏まえ、電気供給業に係る法人事業税の分 割基準について見直しが行われた。

法人事業税の分割基準については、企業の事業活動と行政サービスとの受 益関係をより的確に反映させ、法人の事業活動が行われている地域に税収を より正しく帰属させるものとなるよう引き続き適正化を図ること。

また、地方自治体間の財政調整を目的とする見直しは行わないこと。

(3)地方交付税制度の改革

ア 地方交付税の総額確保等と適切な運用

「経済財政運営と改革の基本方針2015」(骨太の方針)では、「地方 の安定的な財政運営に必要となる一般財源の総額について、2018年度ま でにおいて、2015年度地方財政計画の水準を下回らないよう実質的に同 水準を確保する」とされている。

しかし、地方においては、不可避的に増加する社会保障関係費に加え、 少子化対策の強化、地域経済の活性化、雇用の創出、防災・減災対策など、 必要な施策を将来にわたり実施していく必要があることから、これら行財政 需要の増加を的確に把握し、地方交付税の法定率の更なる引上げを含む抜本 的な見直しや、歳出特別枠の実質的な同水準の確保により、地方の安定的財 政運営に必要な総額を確保すること。

また、地方交付税は国による義務付けや政策誘導を行うための制度では なく、地方共有の固有財源であることを強く認識し、適切に運用すること。 あわせて、地方交付税が「国からの仕送り」であるかのような誤った認識を 国民に与えないよう、正確に周知すること。

さらに、各地方自治体の予算編成に支障が生じないよう、地方交付税の具 体的な算定方法を早期に明示すること。

なお、地方の保有する基金は、大規模な災害や経済不況による税収減、不 測の事態への対応など財政運営の年度間調整や、社会資本の老朽化対策、将 来実施する特定の事業に向けた計画的な財源確保のために、各地方自治体が 地域の実情を踏まえて、各々の責任と判断で積立てを行っているものである。

また、地方は国と異なり、金融・経済政策・税制等の広範な権限を有して おらず、赤字地方債の発行権限が限定されていることから、不測の事態によ り生ずる財源不足については、歳出の削減や基金の取崩し等により収支均衡 を図るほかないことを十分に踏まえるべきである。

したがって、地方の基金残高が増加していることをもって地方財政に余裕 があるかのような議論は適切ではなく、基金の増加や現在高を理由とした地 方財源の削減は決して行わないこと。

イ 臨時財政対策債の廃止

臨時財政対策債は、平成13年度に3年間の措置として導入されて以来、 地方からは制度の廃止と地方交付税への復元を繰り返し要求してきたにも かかわらず、5度目の延長期限である平成28年度で廃止されることなく、 平成31年度まで延長されたところである。

平成29年度は地方交付税の原資を確保することにより臨時財政対策債の

(15)

増が抑制された。しかし、臨時財政対策債の大量発行による地方財源不足の 補填を継続することは、将来の世代に負担を先送りしていることにほかなら ず、国がその責任を十分果たしているとは言えない。また、過去に発行した 臨時財政対策債の償還を、新たな臨時財政対策債の発行により行うという現 状は極めて不適切な状況であり、持続可能な地方財政制度という観点からも、 抜本的な見直しが急務である。

地方の財源不足の解消は、税源移譲や地方交付税の法定率引上げ等によっ て確実に対応すべきであり、地方が国に代わって借り入れる臨時財政対策債 は、直ちに廃止すること。

また、臨時財政対策債の既往の元利償還金については、その償還額が累増 していることを踏まえ、償還財源を確実に別枠として確保すること。

(4)国庫支出金の改革

ア 国庫支出金の抜本的な改革

国庫支出金については、国と地方の役割分担を見直し、地方への権限及び 税源の移譲を基本とした抜本的改革を進めることとし、国は速やかにその工 程を明らかにすること。

それまでの間、国庫支出金は首都圏特有の行政需要を考慮し、必要額を安 定的かつ確実に確保するとともに、地方自治体の超過負担の解消を図ること。

また、地方自治体間の財政調整は地方交付税により行い、国庫支出金に よる財政力格差の是正は行わないこと。

さらに、事務手続の簡素化など運用改善を図るとともに、国の関与は最小 限とし、地方の自由度を高め、地域の知恵と創意が生かされる制度となるよ う見直すこと。

なお、国と地方は対等・協力の関係にあることを踏まえ、国庫支出金の改 革に当たっては、事業の規模等に関わらず、国の負担を一方的に地方に付け 替えるような見直しは厳に慎むこと。

イ 基金事業の見直し

国庫支出金の廃止、地方への税源移譲が行われるまでの間、国からの交付 金等により造成された基金事業については、事業の進捗状況などを踏まえ、 地方の必要に応じた増額や、事業期間の延長を図るとともに、地方の裁量に よる主体的かつ弾力的な取組が可能となるよう、基金の造成を指定都市にも 認めることなど、要件の見直しを行うこと。あわせて、事務手続の簡素化な どの運用改善を図ること。

(5)国直轄事業負担金の見直し

国直轄事業については、国と地方の役割分担を見直すことにより、真に国 が行うべき事業に限定した上で、国が全額費用負担するとともに、それ以外 の事業は地方に権限と必要な税財源を移譲すること。なお、そのための具体 的な手順等を盛り込んだ工程を早急に示すこと。

また、国直轄事業の実施や変更に当たっては、負担金を支出する地方自治 体の意見を確実に反映させるため、事前協議を法制化すること。

(16)

加 え て 、 国 は 、 地 方 が 国 に 支 出 し た 国 直 轄 事 業 負 担 金 に つ い て 、 厳 正な 検査を行い、不適切な支出等があった場合は地方自治体に負担金を返還する 仕組みを構築すること。

Ⅲ 道州制の議論に当たって

道州制の議論に当たっては、真に地方分権に資するものとなるよう、地方の 意見を十分に尊重すること。

また、道州制の議論にとらわれることなく、権限移譲、義務付け・枠付けの 見直し、地方税財源の充実・確保等の改革を一体的に進めること。

Ⅳ 国の財政規律の確立と地方税財源の拡充

地方は、厳しい財政状況の中、大幅な職員数の削減など、徹底した行政改革 を 断行し、 財政健 全化 に努めて いるが 、国 は、地方 に比べ て、行政改革への 取組が不十分であると言わざるを得ない。

このような中にあっても、国は、地方が国に代わって借り入れる臨時財政対 策債を継続するとともに、地方法人税の税率を引き上げることとしており、更 なる地方税の国税化を行おうとしている。

国 は、 行政 改革 と財政 健全 化に 取り 組むと とも に、 こう した国 の財 政難 を 地方にしわ寄せする制度については、財政状況にかかわらず見直しを行うべき であり、速やかに制度の撤廃と地方の税財源の拡充に取り組むこと。

平成29年 月 日

内閣総理大臣 安倍 晋三 様

九都県市首脳会議

座長 相 模 原 市 長 加 山 俊 夫 埼 玉 県 知 事 上 田 清 司 千 葉 県 知 事 森 田 健 作 東 京 都 知 事 小 池 百合子 神奈川県知事 黒 岩 祐 治 横 浜 市 長 林 文 子 川 崎 市 長 福 田 紀 彦 千 葉 市 長 熊 谷 俊 人 さ い た ま 市 長 清 水 勇 人

(17)

首都圏における更なる道路ネットワークの強化について

高 速 道 路 を 含 む 道 路 ネ ッ ト ワ ー ク は 、 国 民 の 暮 ら し の 向 上 や 、

活 力 あ る 国 土 の 形 成 に と っ て 欠 く こ と の で き な い 最 も 重 要 な

社会基盤である。人口減少や少子・高齢化が進む中で、政治、経済

の中枢機能を担い、日本全体をけん引する首都圏が、国際競争力を

高め、更なる発展を遂げるためには、道路ネットワークを強化する

ことが不可欠である。

とりわけ、首都圏三環状道路は、首都圏において放射状に延びる

高速道路を相互に連結し、都心に集中する交通を外側の環状道路へ

適切に分散することで交通渋滞の解消や環境の改善を図り、物流の

効率化や沿線地域の企業立地促進による経済活性化をもたらすほか、

災害時において首都圏の機能を維持するとともに、救援・復旧活動

を 支 え 、 首 都 圏 の み な ら ず 、 国 全 体 に そ の 整 備 効 果 が 及 ぶ 重 要 な

高速道路網を形成するものである。

首 都 圏 三 環 状 道 路 の 整 備 は 、 平 成 2 7 年 3 月 に 首 都 高 速 中 央

環 状 線 が 全 線 開 通 す る な ど 順 調 に 進 め ら れ て お り 、 現 在 、 首 都 圏

三環状道路の総延長に対する開通延長は約8割に達している。

こうした中で、首都圏中央連絡自動車道の沿線では、物流施設の

集積など民間投資が加速し、首都高速中央環状線内側では渋滞緩和

な ど の 、 経 済 に 好 循 環 を も た ら す ス ト ッ ク 効 果 が 発 現 し て い る

ところである。

環状道路としての機能を最大限発揮し、災害に強い高速道路網を

形成するためには、首都圏中央連絡自動車道と東京外かく環状道路

別紙3

(18)

の残る未開通区間の全線開通に向けた取り組みを、一層加速させて

いくことが急務である。

さ ら に 、 首 都 圏 中 央 連 絡 自 動 車 道 に つ い て は 、 開 通 区 間 の 半 分

以 上 が 暫 定 2 車 線 で あ り 、 速 度 低 下 や 事 故 防 止 の 観 点 に 加 え 、

通行止め等における信頼性の向上や災害時のリダンダンシー確保の

観点からも、早期に4車線化を図る必要がある。

また、首都圏三環状道路の整備が進められる一方で、首都圏各地

においては、更なる生産性の向上や観光振興による経済の好循環を

図るため、港湾・空港等の物流拠点や観光地との接続性を強化する

と と も に 、 緊 急 輸 送 道 路 等 の 防 災 機 能 を 強 化 す る 、 一 層 体 系 的 な

道路ネットワークが必要となっている。

こ れ に 対 応 し 、 首 都 圏 の 体 系 的 な 道 路 ネ ッ ト ワ ー ク を 構 築 す る

た め に は 、 新 た な 国 土 の 骨 格 を 形 成 す る 新 東 名 高 速 道 路 、 首 都 圏

三環状道路や放射状に延びる高速道路を補完する新大宮上尾道路、

北千葉道路、厚木秦野道路、高速横浜環状北西線及び川崎縦貫道路

などの規格の高い道路の整備を進める事が不可欠である。

ついては、このような状況を踏まえ、下記の事項を要望する。

1 首 都 圏 中 央 連 絡 自 動 車 道 の 残 る 未 開 通 区 間 で あ る

高速横浜環状南線及び横浜湘南道路 (釜利谷JCT・藤沢IC間) 、

大 栄 J C T ・ 松 尾 横 芝 I C 間 に つ い て 、 一 日 も 早 い 開 通 を

図ること。また、大栄JCT・松尾横芝IC間については早期に

開通目標を定めること。

(19)

2 東 京 外 か く 環 状 道 路 の 事 業 中 区 間 で あ る 三 郷 南 I C ・

高 谷 J C T 間 は 平 成 2 9 年 度 の 開 通 を 確 実 に 図 る と と も に 、

大泉JCT・東名JCT間については早期開通に向け事業推進を

図ること。

また、ルート等が未定となっている東名高速から湾岸道路間に

ついては、全線で早期に計画の具体化を図ること。

3 首 都 圏 中 央 連 絡 自 動 車 道 の 東 北 自 動 車 道 か ら 東 側 の 暫 定

2車線区間については、安全で円滑な交通の確保や生産性の向上

を図るため、早期に4車線化すること。

4 首 都 圏 の 体 系 的 な 道 路 ネ ッ ト ワ ー ク を 構 築 ・ 強 化 す る

新東名高速道路、新大宮上尾道路、北千葉道路、厚木秦野道路、

高 速 横 浜 環 状 北 西 線 、 川 崎 縦 貫 道 路 な ど の 規 格 の 高 い 道 路 に

つ い て 、 よ り 一 層 の 事 業 推 進 に 向 け て 取 り 組 み 、 な か で も 開 通

目 標 が 示 さ れ て い る 区 間 に つ い て は 、 一 日 も 早 い 開 通 に 向 け て

取り組むこと。

また、未事業化区間については、早期事業化を図るとともに、

ル ー ト 等 が 未 定 と な っ て い る 区 間 に つ い て も 、 早 期 に 計 画 の

具体化を図ること。

5 上記の施策を推進するため、平成30年度は当初予算において

道 路 予 算 全 体 を 増 額 し 、 必 要 な 予 算 を 確 保 す る と と も に 、

平 成 2 9 年 度 の 道 路 予 算 に お い て も 、 次 年 度 に 向 け て 切 れ 目 の

無 い 予 算 執 行 を 行 う た め 、 増 額 補 正 を 措 置 し 、 必 要 な 予 算 を

確保すること。

6 地 方 の 道 路 整 備 を 計 画 的 に 推 進 し 、 安 定 し た 予 算 を 確 保 し て

いくため、国庫補助制度の拡充を図るとともに、道路整備事業に

係 る 国 の 財 政 上 の 特 別 措 置 に 関 す る 法 律 に 基 づ く 補 助 率 等 の

かさ上げ措置の期限を延長し、平成30年度以降も継続すること。

(20)

平成29年 月 日

内閣総理大臣 安 倍 晋 三 様

財 務 大 臣 麻 生 太 郎 様

国土交通大臣 石 井 啓 一 様

内閣府特命担当大臣(防災)兼 国土強靱化担当

小 此 木 八 郎 様

九都県市首脳会議

座 長 相 模 原 市 長 加 山 俊 夫

埼 玉 県 知 事 上 田 清 司

千 葉 県 知 事 森 田 健 作

東 京 都 知 事 小 池 百 合 子

神 奈 川 県 知 事 黒 岩 祐 治

横 浜 市 長 林 文 子

川 崎 市 長 福 田 紀 彦

千 葉 市 長 熊 谷 俊 人

さ い た ま 市 長 清 水 勇 人

(21)

乳児用液体ミルクに関する規定整備について

海外で普及している乳児用液体ミルクは、常温保存が可能で、調乳

する必要がなく、容器から直接飲むこともできる。

特に、粉ミルクを溶くための湯の確保や哺乳瓶の消毒等が難しい災

害時においては非常に有用であり、平成28年4月に発生した熊本地

震でも、フィンランドから被災地に対し乳児用液体ミルクが無償提供

され、断水した保育所などで使用された。

しかしながら、現在、国内では、法令上の定義、規格基準及び表示

許可基準がないため、母乳の代替として使用できる旨を明記して製造

や販売をすることができない。

平成29年3月31日に開催された厚生労働省の薬事・食品衛生審

議会の食品衛生分科会乳肉水産食品部会では、成分規格や製造基準な

ど、規格基準の具体的内容とその妥当性を確認するために必要となる

検討データなどが明示された。厚生労働省は、事業者団体からこれら

のデータ提出があり次第、規格基準案を作成し、同部会で審議を行う

などの検討作業・手続を進めることとしている。

また、 消費者庁は、 厚生労働省の規格基準の策定状況を踏まえつつ、

特別用途食品の表示許可基準の検討を進めることとしている。

育児の負担軽減や災害時の対応等、乳児用液体ミルクの活用に向け

た法整備の早期実現を図る必要があるため、政府に対し、次の事項に

ついて所要の措置を講じられるよう強く要望する。

乳児用液体ミルクについて、国内で製造や販売ができるよう法令上

の定義、規格基準及び表示許可基準の整備を速やかに行うこと。

平成29年 月 日

厚生労働大臣 加藤 勝信 様

内閣府特命担当大臣(消費者及び食品安全)

江﨑 鐵磨 様

別紙4

(22)

九都県市首脳会議

座長 相 模 原 市 長 加 山 俊 夫

埼 玉 県 知 事 上 田 清 司

千 葉 県 知 事 森 田 健 作

東 京 都 知 事 小池 百合子

神奈川県知事

黒 岩 祐 治

横 浜 市 長 林 文 子

川 崎 市 長 福 田 紀 彦

千 葉 市 長 熊 谷 俊 人

さいたま市長

清 水 勇 人

(23)

企業の働き方改革に向けた支援策について

少子高齢化 労働力人口 減少や 健康寿命 延伸 人生 100 歳時代 を見据え 女性 高齢者等を含 た全 働く人 能力を 最大限 発揮させ 高い生産性を確保 う 職場環境作 向 長時間労働 是正や同一労働同一賃金 実現等 働 方改革 を推進

急務 い

国 い 本 月 決定さ た 働 方改革実行計画 を踏まえ 関連法案 国会 提出さ 予定 い 実行計画 取組内容

企業活動 わ 中 企業 規模企業 与え 影響 大 い 現場 声を十分 踏まえ 企業 規模や業態を考慮 た支援 必要 あ

い 企業 働 方改革 を実現 う 次 事項 い 特段 措置を講 たい

長時間労働を是正 た 違法 長時間労働を行う企業へ 指 監督 徹底や 発注者や顧客 過 要求を是正 策定等 を行う

非正規労働者 待遇改善 賃金引上 正社員化 向 キャ ア アップ助成金 拡充や待遇改善 取 組 企業へ 税制上 優遇措置 を行う 実効性 あ 支援策を講

別紙5

(24)

成 「9 月 日

厚生労働大臣 兼 働 方改革担当

加 藤 勝 信 様 経済産業大臣 世 耕 弘 成 様

九都県市首脳会議

長 相 模 原 市 長 加 山 俊 夫 埼 玉 県 知 事 上 田 清 司 千 葉 県 知 事 森 田 健 作 東 京 都 知 事 池 百 合 子 神 奈 川 県 知 事 黒 岩 祐 治 横 浜 市 長 林 文 子 川 崎 市 長 福 田 紀 彦 千 葉 市 長 熊 谷 俊 人 さ い た ま 市 長 清 水 勇 人

参照

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